ぼんど君の病院記録②
「バリウム検査は5〜6時間かかります」
その間はオロオロと過ごしたかったのに…仕事だったの…なんて世知辛い話…
でもさ、仕事があるとプライベートでの不安って、一旦棚上げ出来ちゃうことない?!
それを狙ったの。ある意味仕事に助けられることもあるよね〜
じゃないと、こんな長時間メンタル耐えられないわよ!
でも…
検査の途中で何かあったりして…
あの子にとって病院は魔の巣窟…怯えてショック状態にならないか…
豆腐の賞味期限は明日まで…
もし早い段階で異状が判明したら開腹…
やっぱり通勤中からオロオロマザー
ところが、
その通勤のさなかに着信が!
早い!早すぎる!
まだ2時間も経ってない。
てことは…異物混入確定……
震える手で通話なう。
「ぼんど君、バリウム順調です(笑)」
はい(ʘʖ̮ʘ)?
「開腹せずに明日またレントゲン撮って経過見ます。」
あら……(・Д・)
結局のところ、異物はありました!
けど、ゆっくりながらも腸を移動してたんだって。幸いにも異物のせいで腸が変形してもいないので、このまま彼の腸に任せましょうとなりました。
恐るべし鋼鉄の胃腸!
早めに上がったオットちゃんがぼんどを迎えに行き、その日は家族全員で眠ることができました。
なんてこったいε-(◔ิд◔ิ;A)フゥ
翌朝病院で改めて説明を受けました。
レントゲンを見たら、60分・120分・180分という具合で異物の移動具合が分かり、ゆっくりながらも排出へと向かってました。
正直、こういう診断画像なんてのは、素人にはピンと来ない。獣医師の分かりやすい説明が必要だね。いい先生でした。
翌翌朝、ぼんど君は白いうんちをして、いつも通りに暴れまくりの寝まくりでした。
食欲がかなり減退していたので、風味の良い最高級カリカリを買いました。
またすぐ減退するかもしれないしね。
メチャ高かったけどさ!
美味しい方がいいじゃない!
オーストラリアありがとう!い〜いカリカリです。
これにて病院騒動は静かに幕を下ろしました。
で、
通院の翌日、メッシュのヘアバンドをかじりました。
一瞬の隙も許さない静かなる攻防戦は、今日も明日も続きます。